車のメカニズムを考えた人はつくづく天才だなぁと最近思う、はせやん(@HaseOmiso)です♪
特にデフですよ、デフw
左右の回転差を吸収するのに、ギヤの中にギヤを入れちゃう発想とかもう、メカニカルマニアからしたら堪りませんねw
ウヒィ♪
大好きな歯車の中にぃぃ
さらに小粒の歯車がぁぁ~!
(マトリヨシカデフ)
思い起こせばデフの構造好きになったのも、小学生時代のミニ四駆のおかげだったかもしれません。
そう、おっさんなら覚えがあるでしょう。
あのオレンジのヤツですw
コーナリング性能が上がっちゃうとかで、これにワイドスポンジを装着するのが当時の主流だったような!?
画像探したら有りましたw
2012年、トレッサ横浜で開催してたミニ四駆スプリングカップ?に2回ほど参戦してた頃のマシンです。
ファイヤードラゴンにワンウェイホイールとスポンジタイヤとか、おっさんホイホイにもほどがあるw
ホイホイに見事に掴まって、この頃はミニ四駆にもお熱を入れてた時期でしたw
そんなデフ好き野郎がRCの世界では愛用してたのは当然ギヤデフでした。
デフオイルの粘度で固さ調整が可能とかステキ!
夜な夜なオイルを入れてはネチョネチョ回してウヒウヒするとか、男のロマンですね♪
ネチョネチョだと固くなるんですよ…
奥さん・・
(これはRCのお話しです)
ボールデフ導入経緯
そんなオイル野郎でしたが、ずっと気になってたのがボールデフ
なにやら性能は良さそうだけど、メンテが大変とか状態維持がめんどくさそうなシロモノ・・
まぁギヤデフのままでもいいかなぁ・・
と思ってましたが、TwitterのRCお仲間さんから格安で譲って頂いたTA07のマシンにボールデフが入っていたんです!
自分じゃ買わなかったであろうボールデフが、今この目の前に内蔵されているぅ!
これはいぢくり回すしかありません!
早速レジャランに行って、ボールデフがどういうモノなのかを体験しに行きました。
今のレジャランはほぼ貸し切りだけど、練習に来られている夫婦の方もいらっしゃって、奥さんが一生懸命練習中。
— はせやん@おみそブログ (@HaseOmiso) January 17, 2019
自分の走行はちょっと後にしよう。
まずは900番デフでたくさん走り込んで感覚を植え付けよう。
その上でボールデフにしてみて、どう変化したのか感じたい。。 pic.twitter.com/ttB4yHHQZy
ボールデフを体感してみたら…
【ボールデフ・ワンウェイ・スプール・ギヤデフ4兄弟♪】
さてさて、ボールデフはリヤに装着しました。
まだ適正締め付けな領域が見えてきてない自分でしたが、
- かなり緩めた状態
- かなり締めた状態
で比較すれば挙動の違いは体感できるのではないかと・・
まず一番緩めた状態。
タイヤを回してみると、独特な手応え感…
なんだろう…
金属っぽい感覚が伝わってくる…
(シャリシャリカリカリ?)
例えるなら、クーピーに付いてきた先端削り機に鉛筆を軽く入れて削っているような・・
こんな軽い感じでいいのかな・・
デフオイルで換算したら…わかんないw
軽すぎてw
300番位?
たぶんTT02とかで組んだデフに入れたアンチウェアよりも柔い。
もうセラグリス級のスルスル感。
とりあえず走って見よう・・
リヤの挙動が軽い!
タイトコーナーでもリヤがスルンと抵抗なく回ってくれる感じ!
しかし、これでは前に出るチカラって伝わってるのかな・・
よくいう例えで、片輪浮いた時に駆動抜けしちゃう時に、「やわめ」だと前に進みませんよねぇ。
でも今までそう懸念してたけど、、
ツーリングカーで
そんなに片輪浮くぅ?
(パイロン乗り上げたら浮くけど)
普通の横Gでは明らかに浮かないんだから、浮き対策としてのデフを固くするメリットって無いって事になっちゃいますよね・・
固くするデメリットをわざわざ出す必要ないんだから、なんでもかんでも「やわめ」にしちゃえば良いって事になりますよね・・
旋回性があがるんだし・・
でもそうならないのは、何か理由がありそうですよね。
例えばフロントタイヤでの場合。
微妙に浮きそうだけど両輪接地している横G状態の時に、浮き気味なイン側タイヤと路面のグリップが破綻寸前な時、
- 「やわめ」だとイン側がスリップせずに縦横グリップ粘りそう
- 「かため」だとイン側が路面を掻いちゃう力が強いからスリップして、前にも横にも破綻してアンダーになりそう?
とかとか・・
すんごいイメージだけどw
そんな事を考えながら、今度はボールデフを締めた状態で走って見た。
むはw
これはもはやドリ車ですか?
TT01でドリフト仕様で遊んでた時も、リヤデフにティッシュ詰め込んでデフロックさせてましたが、それに近い感覚になりました。
アクセル踏めば後ろからドンっと押され、前進力は強い!
コーナリングではリヤタイヤの旋回が重いので、なんか常にサイドブレーキ引きながらコーナリングしてる感じ・・
結論・・
これは面白い!!
ちょこっと締め付け調整ネジの加減だけで、ここまで車の挙動を変えられるって、すごくセッティングで有利だと思うんです!
ギヤデフでも、オイル粘度変えてチマチマ煮詰めていけば同じような事を出来るかもですが、ボールデフならマイナスドライバー1本で
クイっ♪
と少し回してあげるだけ!
2020/7 追記:
このやり方は正しくないようでw
ボールデフの締め付けは、空転して滑り出さないギリギリの所で締めたら、そこから動かさないのが正しいやり方のようです。
人生で初めてボールデフをきつく調整してみましたw
— はせやん@おみそブログ (@HaseOmiso) January 16, 2019
ふむふむ、、こんな感じになるのねぇ、、
でもなんかタマッコロ削ってるみたいで、精神的に嫌だなぁw
微調整は簡単にできるけど、そこそこきつく閉めた場合の玉の寿命って何パックぐらいですかねぇ、、
逆にスルスルなら寿命は長持ちでしょうか? pic.twitter.com/ydbIKtfZZK
特にレース会場で便利ですよね!
未知な路面に対して、限られた少ない時間でデフ調整できるメリット!
これは使いこなしたい!!
説明書を見て作りたい!
そして構造を理解したい!
(デフに萌えるデブ)
その日の夜に、光の速さでポチったのは言うまでもありません。
【RCの楽しみが倍増♪】
OP-1689 TA07ボールデフ
OP.1689 TA07 アルミボールデフ(37T)
定価:¥4,200
早速ブツが到着。
なにやら細かそうなパーツが…
これは手ごわい…
横目でチラ見しながら、やっぱ見なかった事にしよう…
と思いながらも、いつかは製作で対峙しなくてはいけないw
では!
ボールデフ製作初体験な自分が、初心者目線で製作手順を紹介していきますヨ!!
って・・
工程写真が、、
な、70枚以上だったぁ!
(撮影だけで挫けた)
これは、中編、後編の予感が・・
次回へ続く・・
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