前記事からの続編となります。
検索から来られた方は、前記事参照おなしゃす!
【前記事】
前記事では、粘度高い硬めのグリスでボールデフを作成しました。
それを装着してサーキットでテストする前に、少し軽めのギヤデフを作成しました!
粘度は1万番です。
タミヤのシリコンオイルも3万、1万、5千番と過去にはあったようですが、現在は販売されていないんですよねぇ…
T社製で1万番を作るとしたら…
10万番と3千番をまぜまぜして
ブレンド比率を編み出すしかないのか…
(タミヤさん再販おなしゃす…)
10万番が入っていたギヤデフをピカピカにお掃除。
ネバネバオイルの除去に苦戦したワィ…
パーツは使いまわしても、Oリングだけは新品にしたい。
ボディ調高用の黒い5mmOリングも使えるけど、今回は赤のTRF型番のOリングにしてみよう。
1万番と粘度が少し柔めなので、あんまり漏れちゃっても困るのでシール性能重視で♪
なんか過去に聞いた記憶で、この赤Oリングの方が締付けがキツめなので柔めオイルが漏れづらいとか…
(浮かんだ疑問点)
赤Oリングはキツイから、ジョイントカップの動作の抵抗になる?
黒Oリングはキツくはないなら、硬めオイルに適している?
(50万とか漏れづらいし?)
この色違いのOリングの使い分け…
いつかT社様の設計者に聞いてみたいw
妄想しながらもオイル注入♪
オイル重量0.95g
キリの良い1gまで入れれば良かったかしら…
実はRC人生初のデフオイル計量w
これがやりたくてポケット計量器買ったのよねぇ〜んw
【数百円で買えるスグレモノ】
デフの効き具合の定量化にも、オイル計量は必須かもしれませんねぇ…
どんどんキッチリやることが…
次から次へと溢れてくる…
め、めんどくさいw
(脳汁漏れそう…)
オイル量はこんな感じでよいかしら…
もし1万番を1g作り出すとしたら…
10万番を何g入れて、
3千番を何g入れればいいのかしら…
その比率・・
数学の公式で導き出せないかしら…
(こんど滝博士に聞いてみようw)
封入する前にガスケットも新品にして、写真にはないけどVGダンパーグリスでヌリヌリして置きますよ♪
今回のデフはシリコンオイルなので、VGダンパーグリス(緑キャップの青いグリス)でOKです。
【青いグリスだけどキャップは青くない】
よくある間違いでオレンジキャップのVGギヤデフシールグリスを買われる事がありますが、あれは鉱物系オイル用なので、シリコンオイルには使えません!
ご注意をば♪
【間違いやすい事例!】
という訳で、1万番のギヤデフと、重たいグリスのボールデフが完成しました!
3万番は以前にも作ってテスト済です。
10万番はちょっと操作が難しかったけど、3万番まで落とせばハイグリップカーペットなら良好な感じでした!
【10万番テスト記事】
いざ走行テストへ
静岡は裾野にありますロックウェーブさんにやってきました!
前回もこちらでボールデフが滑っちゃう感触を味わっているので、比較するには同じサーキットがよろしと…
新調したボディがめちゃめちゃ走りやすくて!
色も好きだしスバルステッカーも最高!
このステッカー、予備で欲しいなぁ…
どこかで手にいれねば…
(元々TT-01に付属してたモノ)
【次回もこのボディ欲しいw】
まずは!
グリスたっぷりなボールデフからテスト
前回はコーナー後半の立ち上がりでアクセル入れると
キュイーーン♪
と、ギヤ音は鳴るけど空回りしているような駆動ロスを感じて前に進まない感じ。
それが少しでも改善されているかな?と。
前回との違いは
- スラストグリスも硬めのボールデフグリス
- デフプレートが滑らないように接着
- 硬めデフグリスましましで塗ったくる
どれくらい重めな感じかなぁと手で回した感じは、ギヤデフ2万番くらいなネットリ感です。
多分ボールデフとしては重い部類に入るかと…
ドキドキしながらも数周走らせてみました。
少しだけ駆動ロス感は改善されたかも
でもまだまだ滑ってる感が…
前に出ないな〜…
グリスを硬くして量を増しても、このスリップ感は改善できなかったです…
この現象は自分だけかと思っていたのですが、神のご助言ツイート来たー!w
ボールデフはカーペットにグリップ喰われる感じがしますよねー
— としお (@toshiotter) December 7, 2019
Gでワーチャン組と試した時も、グリップ上がるにつれて5千、1万、3万、5万とギヤデフオイル上がっていきました。
RWさんはハイグリップでしょうから、1万〜3万ですかね〜
路面がハイグリップだと、ボールデフは負けちゃう感じなんですねぇ!
としおさんのおっしゃる通り、ロックウェーブさんやレジャラン厚木のハイグリップ路面ではギヤデフの方が加速力良く走れました!
腹が減ってはテストもできぬ
ギヤデフ換装の前に腹ごしらえ〜ww
初めてロックウェーブさんで食べたホットモットのお弁当
毎回定番の唐揚げ弁当でございます♪
いつも平日にロックウェーブさんに来る前に、沼津のラーメン屋「豚平」さんで満腹になってからサーキット入りするのですが、今日は息子も連れてきている土曜日!
9時からサーキット入りしているので、お昼ご飯をどうしようかなぁ〜?
と思っていたら、店主さまがお弁当の手配をしてくださいました!
このカリカリ唐揚げにぶっかけるコショーがたまらん!
カレー好きな長男は、やっぱりカレーを頼んでたw
これからお前のボディ色は黄色な!
パーソナルカラーはカレー色で♪
異論は認めない
え…えっ?
意味わかんないんだけど??
(長男)
カレーといえば黄色担当という昭和世代のレッテルを貼り付ける暴挙w
食べ終わった後でも、息子のPITからのカレー臭が…
次回は食べ終わったらすぐに車に入れておこうっとw
ギヤデフで試してみる
満腹になったところで、ボールデフからギヤデフへ変更します!
M-08はビス9本外せばアクセスできるので、そんなに億劫じゃないです♪
面倒なのは、むしろココ!
シャフトプロテクターが、ボールデフとギヤデフで共用出来ないんですよぉぉぉぉ!!
上の画像はボールデフで、この場合黒のプロテクター。
そこに白のギヤデフ用のプロテクターを入れようとすると…
ごん♪
挿入できません…
挿れていいのかダメなのか…
白黒ハッキリさせようか…
奥さん・・
(これはプラスチックのお話しです)
比べてみるとこんなに大きさが違うw
ボールデフ用のが小さいんですねぇ…
完全に盲点でした…
頻繁にデフ交換したりすると、ここを外したり付け直したりで壊してしまいそう…
ぱきっ♪
って…
言ってるそばからもう折れた…
ポッキリ♪
(中折れしちゃったヨ奥さん・・)
【枕元にあれば安心のスペア】
もう折れちゃったの?
と罵られながらも1万番のねっとりオイルなギヤデフに換装完了♪
10万番、3万番での走行はロックウェーブさんでしておりましたので、1万番でのフィーリングの違いは感じ取れるハズ…
いざ走行…
う〜む・・
コーナリング終わりのデフが滑ってる感はそこまで感じないけど、加速力は3万番と比べても若干落ちている気がする…
リヤデフが柔らかくなって両輪で引っ張られなくなった分、旋回性が上がるのかフロントの入り具合は良くなった気がしました♪
ただ、一番大きく感じた違和感は
直線がなんか安定しない
でした。
ボールデフの時はトリム調整しなかったのに、ギヤデフに変えた途端にトリム調整をすることしばしば。
加速真っ最中のストレート前半がフラつくような感じでした。
路面具合もデフは顕著に拾うようですが、この辺りもボールデフだとうまく吸収してくれていたのかもですね!
【終日ギヤデフで走りました♪】
ロックウェーブさん特訓動画
— はせやん🍜@おみそブログ (@HaseOmiso) December 7, 2019
地元組の白いM車に挟まれてる青と黄色のステッカーが自分のM08(17.5T、20枚)です。
途中で置かれる緑は長男のM05
M寸だと難しいらしく次回はL寸に変えてみる!
との事でしたw
今日はM08が気持ちよく走れて楽しかったー! pic.twitter.com/kmxBa0SqYs
テストを終えて…
過去記事にもボールデフ関連を色々書いているように、まだまだ迷走中な感じですが、今回のテストによって少しデフの理解が深まりました♪
路面グリップによって、ボールデフとギヤデフを使い分ける必要性アリかなと思いました!
- ボールデフはグリップ低い路面
- ギヤデフはグリップ高い路面
重くしてなんとかハイグリップカーペットにもボールデフで対応してみよう、というのは、ボールデフという性格を無視した間違った方向だったかもしれません…
デフの得意分野の範囲というか役割分担というか…
道具的な使い分けな考え方でしょうか…
例えるなら…
ラーメンにはお箸だけど、パスタにはフォークみたいなw
ラーメンでフォークは…
食えなかないけど、食べづらいw
(ヤケドもしそう)
食う食材(路面)に応じて、道具(デフ)を変える的な…
適材適所なデフ選択が必要かなと感じました!
4駆ツーリングのリヤならそんなに悩まないけど、リア駆動なM-08だとデフ選択で走行性能はかなり左右されるかと思います。
役割分担と考えた場合、ボールデフはねっちょりと重くするのではなくて、スルスルで動かすのが本来の性能を引き出すポイントかもですね!
そう思って今回のボールデフを分解して、スルスルに仕上げたメンテの最中に新たに発見した謎が!
それについてまた今度♪
【〆は豚平さん!(箸で食べましたw)】
はせやんさん
— タクミ (@takumi3301027) December 7, 2019
今日は
息子さんもご一緒で
ご来店ありがとうございました!
またロックウェーブさん来た時には
寄ってください。