小学3年生の頃にラジコン(RC)を始めた、はせやん(@HaseOmiso)です
もう30年位前になりますかねぇ、、
時代はバギーブームで、当時の小学生だったらほとんどの子は遊んだのではないでしょうか?
放課後、昨日の晩から半日かけて充電したバッテリーを1本だけ握りしめて、みんなでチャリンコ(6段ガチャガチャ変速w) をこいで公園に集合!
10分で終わっちゃう走行に、キャッキャしながら心底楽しんでました。
そんな子供らが、当時夢中になって見てたTV番組が「タミヤRCカーグランプリ」です!
大人や子供が本気でレースをしているのを見るだけでも楽しくてw
なんと優勝者には、普段高くて手が出せないラジコン本体が贈呈されるんです!
それを見るたびに
いいなぁ!!ウラヤマシイ!
とブラウン管にかじりついてましたねw
いつかは自分もレースに出てラジコン本体をもらうぞ!!
と少年心に秘めておりましたw
時は20数年ほど過ぎて…
気付けば、学生時代からあれよあれよと言う間に社会人。
大人になってて、すっかりRCの事は忘れていましたw
長男も生まれ、ミニカーなどの車のおもちゃに興味があるようで、トミカやトイラジで遊んでいたある日。
そういやラジコン、今でもあるのかな??
とPCでカタカタ調べ始めたのが、今から10年前。
おおぉ!!まだタミヤのRC発売してた!!
しかも自分が使っていたサンダーショットが復刻版で発売だとぅぅぅ!?
電動RCカーシリーズ 1/10RC サンダーショット | タミヤ
子供の頃を懐かしむように、早速買って作りはじめました。
タイヤの匂い、オイルダンパーの感触、モーターのヒンヤリ感。
昔の感覚や記憶が懐かしく蘇ります!
説明書読みながら、大人になった分、シッカリ作れてとても楽しかったです。
どっぷりハマったが最後…
次はワイルドウイリーが買いたい!
で、買っちゃうw
お人形さんまで塗っちゃったw
イイネーイイネー!
ウィリー野郎ですw
ランチボックスも今やったら面白いかも!
で、また買っちゃうw
走行音がファニィィ~
みゅみゅみゅにゅにゅ〜♪
って鳴きますw
ばっひょんばっひょん跳ねますw
タイヤがひょふひょふ言いますw
などなど、当時買えなくて我慢してた反動が一気に爆発します。
そう、大人買いですw
大人の財力!
大人の本気!
(財布のヒモはガバガバ)
子供のころにお年玉をせっせと貯めて買ってラジコン・・
いまじゃ自分の判断でたくさん買えちゃうなんて…
成長を感じますなぁ~w
更には友人とおふざけでランチボ30秒PV動画を作ったりして遊んでましたw
懐かしんだアナタ・・
大人買いしませんか?
(。-∀-)
ファイヤードラゴンも!
復刻ブームなのか、タミヤもコロコロ世代に懐かしのファイヤードラゴンも売り出しました!
同じシャーシのサンダーショットを持ってるのに、ボディ違いのファイヤードラゴンも買ってしまうという、見事にタミヤの術中にずっぽしw
懐かしすぎて泣けてくる・・
この大型黄色ダンパーがソソられますねぇ!
黄色CVAは正義!
ハードスチールアンテナとかもありましたねぇ。。
黒のイボイボタイヤのわくわく感
もう全てが懐かしい…
複数台所有するようになると、息子と同時に走らせることができて、面白さがさらに加速します!
公園で一緒に走らせたり、空き缶置いてコース作ったり。
空き地や野山を見つけては、バギーカー持って行って走ってました。
オンロードマシンもやってみました
バギーマシン以外にも、タミヤからはドリフトカーや、オンロードのツーリングカーも出ていまして、TT-01Dというマシンを買って息子と一緒にドリドリして遊んでました。
真黒いインプがドリドリ~♪
お気に入りのホイール履かせて、ズサーっとドリフトする快感!
まだこの時息子は若干5歳w
アクセルワークは体で覚えちゃうんですねぇ。
マンホールをカーブに見立てて華麗にドリフトをキメるのに、ついつい夢中になって没頭すること必須ですw
タミヤからは色々な種類のボディがありますヨ!
M-05シャーシも♪
その後もタミヤのツーリングカーのTT-01 クスコインプレッサを買ったり、MシャーシのM-05を買ってお気に入りのフィアットのチンクエチェントのボディを載せたりして楽しんでました!
このフォルムにめろめろ~♪
実車のミントグリーンを見てから、もうこのカラーに釘付けw
かわいいお目目
いつかは実車オーナーになりたい・・
もうこの時にはすっかりRCにトリコでして、youtubeでラジコン動画を漁って見ている毎日でしたw
タミヤさんのオンラインショップでも、キットやパーツを見ながら夜な夜なニヤニヤするのでしたw
(。-∀-)
タミヤRCカーグランプリがyoutubeに!
そんなときにyoutubeで発見したのが、子供の頃に見てた「タミヤRCカーグランプリ」!
おおー、今やネット配信の時代なのかぁ〜
どれどれ、、
レース動画をみてたら、なにやら子供だけでレースをやっている模様。
お台場のmegawebという所で定期的に開催しているみたいでした。
おお!これは参加してみたい!
自分が子供の頃に憧れていた、あのタミヤRCカーグランプリに参加できるなんて!
でもまだ親子とも、RCサーキットで走らせたこともないしなぁ、、
レースの流れ? もサッパリ??だし。
そもそも参加するのに必要なマシンは?
などなど、色々ハテナ?状態でした。
ネットで調べても情報があんまり出てませんでしたし…
まずは参加して、わからないことはどんどん現場で聞いていこう!
夏休み明けの9月開催の大会を参戦目標にして動き出しました!
マシン購入に向けて息子は・・
レース参加するカテゴリは、ジュニアバギーグラアンプリです。
その場合、タミヤの現行機種のバギーが必要でした。
TT02B、DT-02などの車種ですが、当時まだ発売されたばかりのDT-03の「ネオマイティフロッグ」という車種が息子的にヒットしたみたいでw
父ちゃん、これにする!
(長男)
じゃぁ風呂掃除やお手伝いだ
お金を稼いでそれで買いなさい
(ただでは与えない)
それからお小遣いを貯めるべく、毎日風呂掃除などを頑張る息子でしたw
毎日だとなかなか続けられないので、3回連続で頑張れたらボーナス支給(100円)で、人参ぶら下げましたw
その甲斐あって、見事にネオマイティフロッグをゲット!
所々手伝いながらも、せっせと自分で作っております。
ボディに色を塗るデザインも自分で考えて、マスキングペタペタ。
初回なのでスプレーは自分がしてあげました。
作っているところの写真も撮っておけば良かったですね。。
今になって後悔w
ようやく完成して、息子自らmyマシンを撮影ですw
白赤黒カラーリングは、なかなかのマッチ具合!
新品ホイールが眩しいぜw
縦長なシャーシ
息子が自分で買って、自分で作り上げたマシン!
動かすのが楽しみでしょうなぁ!
早速公園に持って行って、テスト走行をしてきました!
ネオマイティフロッグ、シェイクダウン!
実際に動き出すのを見て、感動する息子w
そりゃ組み上がるまでの工程は本人がよく知っているからね!
よい工作勉強になります。
シェイクダウン動画をどうぞ!
スローモーションで2分尺です。
さて、あとはこのマシンでレースに参戦です!
いざ!タミヤRCカーグランプリ!
まずはレース申請をします。
タミヤのHPからWEBエントリーができるので、切手も申し込み用紙も要りませんでした。
エントリー〆切から1週間ほどすると、初めての方は詳細な冊子が入った茶封筒が届きます。
2回目以降は、冊子は入っていない白い封筒で届きます。
これらの封筒は当日必要になりますので、マシンとプロポと同様お忘れなきように!
レース当日
メガウェブに到着して11時開場を待ちます。
10時から並ぶとかなり最前列、10時半位で丁度良いかもです。
先着順でPIT場所を選べますが、megawebはPITスペースがすごく狭いので、どこでも一緒な気がしますw
周りの方とのスペースの共用も含め、とにかくコンパクトな機材やテーブル、イスで来るのをオススメします。
PIT周りの参考動画です。
PIT設営タイムは10分位で、その後の流れをざっくり書きますと、
- 11:15〜車検受付と練習走行
- 11:45頃 レース組合せ発表
- 12時〜 ドライバーズミーティング
- 12時半〜 第1予選
- 15時〜第2予選
- 16時半頃 決勝戦
- 17時半頃 表彰式
- 18時解散
個別にみていきましょう!
車検受付
マシンを持ってタミヤの車検係さんに、パーツ構成などのルール違反がないか見てもらいます。
他の会場のレースの時は、モーターやピニオンギアを外したりして見せる必要がありますが、megawebではそこまではされませんので、組立状態で大丈夫です。
でも見られないからといって不正をしちゃダメですヨ!
明らかに他車とのスピード差がある場合は、フタ開けられてチェックされるかもしれません。
組合せ発表
みんなが車検受付を済ませた頃になると、A4の紙が張り出されます。
megawebの場合、1レース6人位で構成します。
第1レースの5番目の場合は、ゼッケン15を被って、マシンに5のシール。
第12レースの6番目の場合は、ゼッケン126を被って、マシンに6のシールを貼ります。
ゼッケンステッカーは、前、左右に3か所貼ります♪
ドライバーズミーティング
参加者全員で集合写真を撮ったり、ルール説明などがありますので、初参加の場合はよく聞いておきましょう!
特に肝心の子供が聞いていない事が多いのでw
(うちの子のように、、)
また、ボディの塗装やデザインセンスを表彰されるコンクールデレガンス(コンデレ)も、ルール説明の後に開催されます。
後に参加したRCカーグランプリで、息子のマシンがコンデレで選ばれた時もあって嬉しかったです。
記念写真を撮って頂きました。
コンデレステッカーも貰えますヨ♪
しかも選出者は、あの滝博士!
あの時はレース結果は散々だったけど、それだけで嬉しかったなぁ、、
( ;∀;)
第1予選
組合せ表で自分が第何レースなのかを把握しておきます。
その2レース位前になると呼び出しアナウンスがあって、ポンダーと呼ばれるタイム計測装置をもらいに行かなくてなりません。
このポンダーも番号が降ってあり、マシンに貼った緑色のシール番号と同じ番号のポンダーを受け取ります。
なので、マシンには事前にポンダーを取り付けられるステーの設置や、ボディに付ける場合には穴空けが必要になります。
(ポンダーを付けている図)
ポンダーステーを忘れちゃった場合は、ボディの穴あけドリルも会場にありますので、それで貫通しちゃって下さい。
自分もステー忘れちゃって、泣く泣く綺麗なボディの脳天に穴あけするハメにw
( ;´Д`)
ポンダーを付けたら、自分の前のレースが終わるのを待ち、終わったらコース上にマシンを置いて操縦台に登ります。
初めての場合、膝はガクガク、指はプルプル震えますが、誰もが経験している?事なのでご安心をw
ご参考までに、息子の初めての第1予選の動画を最初の1分ほど・・
RCコースの中を走らせるのも初めてなので、ご覧の通りの下手っぷりw
これを見て、参戦できるかどうか迷われている方は安心して頂ければ幸いかとw
RCレースだから上手くなきゃ出場しちゃいけないんだ!という事は全くありません!
初めての方もどんどんレースに参加して頂ければ、より盛り上がって行くと思います!
予選レースは3分です。
3分走り終えたら、マシンを回収してポンダーを外して返却します。
マシンは再車検場に置いたままにして、プロポを持って自分の番号のマーシャル位置に着きます。
マーシャルとは、レース中に転がったマシンなどを直す係の事です。
マーシャル担当したレースが終わったら、再車検場に行って、預けていたマシンを回収します。
第2予選
第1予選と同じような事を、次の第2予選でもやります。
ただ、今度はスタート位置が第1予選と前後します。
第1予選で後列スタートだった場合、第2予選では有利な前列スタートになります。
第1予選を走った結果をもとに、セッティングなどを変えてタイムが上がってくるので、第2予選を前列スタートできるのは有利です。
決勝
2回の予選結果のどちらか良い方が選ばれ、同じカテゴリーの参加者の中で、タイムが速い順に順位付けされていきます。
例えば21人参加のカテゴリーの場合、7人区切りとなった場合、
- 上位7人までがAメイン
- 8〜14位までがBメイン
- 15〜21位までがCメイン
というクラス分けされます。
理想、そして目指すはAメイン優勝ですが、Aメインの人達は皆うまい人ばかりですw
レース初参加の場合は、まずは自分のクラスでの優勝を目指しましょう!
そしてこの日の息子は、Bメイン入りでした。
いきなり最初からAメインには入れませんわなw
初めての決勝レースという大舞台で息子は勝てるのか!?
決勝動画をご覧ください。
レースは最後までわからないですねぇw
レースを終えて
MCアナウンスでもお小遣いネタがいぢられて頑張った甲斐があったのか、初参加でBメインで優勝する事が出来ました!
優勝商品として、トルクチューンモーターをゲッチュ!
(これぞRCカーグランプリの醍醐味…)
本人も凄く喜んでました!
知らない人達の前で表彰台に乗って、商品と盾をもらって拍手を受ける、なんて体験は今までした事がないですから、それはとても良い体験だった思います。
親の気持ち的にも、そのような事をさせて上げられてヨカッタ!
最後に子供の頃からTVで見続けていた憧れの滝博士にお礼をいう事も出来て、自分と息子と3ショットを撮らせて貰う事も出来ました!
あの滝博士と一緒に…息子も一緒に…
もう感無量でございます……
最後に握手もしてもらい、我、昇天w
夢のよう、、とはこういう事か
( ;´Д`)
まだタミヤのRCカーグランプリに参加された事がない方には、ぜひ参加をオススメします!
東京お台場のメガウェブだけでは無く、日本全国でタミヤのレースは行われています。
もし近くで開催されているようでしたら、ぜひご参加を!
みんなで楽しくレースして、RCを楽しみましょう!
【組立済で送信機付きのお得なセットもありますヨ!】