オプションパーツでアナタの愛車をパワーアップ!
という言葉にめっぽう弱い、はせやん(@HaseOmiso)です。
財布のヒモは全開ガバガバ
(なんでも買っちゃう)
とはいえ軍資金は無尽蔵にある訳でもなく・・
ましてや自分のじゃなく、息子のマシンのパーツだとねぇ・・
タミヤRCカーグランプリで長男坊が使用してたTT02マシン。
いつかはステアリング周りをブルーなアルミ化してやらないとなぁ、、と思いつつもなかなか高いお値段に購入を躊躇しておりました。
まぁジュニアクラスはスピード域も遅いし、そこまで精度を求めても無駄かしらねぇ。。
と買わない理由をなんとか付けてだましだまし参戦しておりましたが、先日のタミグラ掛川戦でAメインに残った時の事。
Aメイン参戦者同士でマシンを確認し合う「オープン車検」的なモノを初めて受けました。
そこで目にした光景は、子供全員のTT02マシンにはアルミレーシングステアセットがキラキラと装着されていました!
くそっ!
タミヤブルーが眩しいぜ!
(光学的よりも心理的に)
我が子マシンはキット標準のプラスチックのまま・・
なんだろうか・・
このオプションパーツ競争的な感じは・・
レース前の車検段階で既に負けた気分になってしまい、案の定結果は惨敗・・
あのオープン車検は、オプションパーツを見せしめ合い、タミヤブルー強者がプラスチック弱者を視覚的に叩きのめし、闘争心を剥いで絶望へ誘うという心理戦なのではないか・・
恐ロシア・・Aメイン・・
※お布施からレースは始まってます
お布施した者だけが装着を許される青く神々しく光るパーツには、心理戦に負けないお守り効果もあったとは!!
むぅ・・
お布施パーツを付けていない事に引け目を感じて、そのプレッシャーに屈服しないように我が子マシンにも装着することを決意しながら掛川戦を後にするのでありましたw
アルミステアパーツの購入
ためらうことも無く、ただ無心でクリックして発注した次第であります。
値段は白目を剥いていたので見えてません。
タミヤOP-1575
TT-02 アルミステアリングブリッジ
神々しいお守りパーツ第1弾
後に紹介する第2弾と組み合わせて使用します。
何気に無くしやすい説明書もどうぞw
お次は・・
タミヤOP-1574
TT-02 アルミレーシングステアセット
神々しいお守りパーツ第2弾
信じる者は救われるw
説明書はWEBでなかなか見つけられないのよねぇ。
御参考になれば。
とまぁ、なかなかなお値段のパーツですが、果たして値段に見合うだけの効果はあるのかしら?
お布施の満足感はサイコーだがな
(効果はあるようだ)
OP-1574の取り付け
まずは土台となるアルミレーシングステアセットから取り付けていきましょう!
beforeな写真
黒いプラパーツが哀愁を誘いますなぁ・・
長い間お疲れ♪
ローフリクションビスを外して取っ払います。
土台となるホロービスを1.5mm六角ドライバーで取り付けます。
あれ?そういえば、こういう場合パーツによく添付されている六角L字レンチが同梱されてませんでしたねぇ。。
まぁみなさん、工具箱の中に しこたま余ってますよね?w
ホロービスの半分くらいの長さにしておきました。
残りの半分にアルミの土台をねじ込んでいきます。
これ、丸型でドライバーなど使えなかったので指で回しましたけど・・
まぁこの後、上のネジ止めるときに共締めする感じだからいいのかな。
いよいよ本命の青いパーツと交換ですヨ!
せっかくなのでピロボールも青いのに変更しちゃったw
青さ競争で もう負けんわ!
ふんっ!
(鼻息150%増し)
青いポストにスルっと装着!
イイ感じになってキタ♪
これまで使っていたローフリクション六角ビスは使えない模様。
お役御免でありんす。。
メガウェブ戦の優勝で頂いたTT02キットに使わせて頂こう!
付属の3x6のミリネジで締めていきます。
このビスも青くする必要ありそうですねぇw
もう片方にも同じように取り付けて完成!
最後の仕上げとして、指で何度か動かしてみて滑らかさをニヤニヤしながら堪能しましょう
とても滑らかだヨ
ホラ…もっと動かしてごらん
奥さん・・
(滑らかおぢさん)
OP-1575の取り付け
先に取り付けた2つのアルミパーツを連結させるパーツです。
ベアリングもこのように内臓されていて、さらなるローフリクション化が期待できますね!
こちらもせっかくなので青いピロボールをハメちゃいました♪
説明書では丸ビスを使用するよう書いてありますが、その辺りはお好みで♪
このステアリングブリッジで連結していきますヨ~
付属の3x10の皿ネジを入れていきます。
ここで要注意は説明書に書いてある3x12の皿ビスは使っちゃダメですよ!
小さい別紙が付属されてますが、3x10皿ビスでおなしゃす!
ここで1つ疑問が・・
OP-1574とOP-1575の2つのアルミパーツを使って作成してますが、この組合せの場合の説明書の記載がないんですよ!
つまり・・
- OP-1574とノーマル樹脂
- OP-1575とノーマル樹脂
のパターンしか記載されてなくて、両方アルミパーツ同士の場合が書いてないんです!
こんな具合に、プラパーツとの組合せだけ・・
なので、このフランジパイプは使いません・・
勿体ないのぅ・・
なので、この0.1mmの2枚のシムは必要なのか迷ってしまって・・
図をみるとプラパーツとの接続の場合っぽいし・・
まぁとりあえず説明書通りに作ってみよう。
シム2枚入れました。
こんな感じで連結完了!
驚いたのは全くガタが無い!
黒プラの時はカチャカチャと隙間が動いてた感じですが、それが皆無!
すごく滑らかだね…
カチャカチャいわないヨ…
奥さん・・
(くりアランスおぢさん)
この滑らかさは動画じゃないと伝わらん!!
ということで、滑らか動画をどうぞ!w
タミヤTT02 OP-1575 アルミステアリングブリッジ 滑らか確認動画
驚きの滑らかさでしたね~w
途中でつまんで、手前に引きあげて動かそうとしてもガタつかなかったですね!
まさかここまでガッチリと精度が上がるとは思ってもいませんでした!
ステアリングブリッジの高さ問題発生!?
ピロボールにアジャスターロッドなどを取り付け、サーボと接続しました。
が、、わずかに位置が高くなった?
ピロボール同士でつないだロッド(名前がわからんw)が、ブリッジ側にわずかに上がってます・・
(写真じゃ判りずらくてスイマセン)
正面から見た方が判りやすいかしら・・
微妙に右上がり・・
なるべく水平にしたいんだよなぁ
サーボとブリッジが水平じゃないと・・
ちょっと考察になるのですが、どうして水平にしないとマズイのか?
2点のピロボールの高さが一致しないと、ブリッジの左右の移動量が違ってきちゃうと思うんです。
結果、舵角にも影響してくるかと・・
円運動だから、変わらないんじゃないの?
と、頭の中ではそう思うのですが、論より証拠。
コンパス使って図解を作ってみました。
適当O型人間なので
アバウトですいません~
(数学嫌いな元プログラマー)
左の真円がサーボの動きです。
Cがセンターで、左右45度動かした時を検証してみます。
右の横直線が、ブリッジ側のピロボールの水平の動きです。
サーボトップ位置のCと、ブリッジの初期位置C"の高さをズラして、水平じゃない状態にしています。
赤の実線が、ピロボール同士を繋いだロッドの水平具合を表していますので、この図だと結構水平がズレている状態です。
でもTT系で説明書通りだと、これくらいな感じでズレているかと・・
この条件下で、左右45度づつサーボが動いた場合、ブリッジ側の左右の位置がどれくらいズレているかが判ればいいわけです。
- CとC”の長さを判りやすいように100mmにしました。
- 左に45度動かしてL位置から100mmの線を引いてL"
- 右に45度動かしてR位置から100mmの線を引いてR"
- C"からL"の距離は26mm
- C"からR"の距離は31mm
思った以上にズレてたw
まぢか!
不思議ですねー!?
真円だから左右同一になりそうなのに、どうしてズレちゃうんですかねぇw
横実線に入り込むL実線、R実線の角度が違うのが原因っぽいような。
不思議な現象はさておき、新たな疑問が・・
じゃぁ、ズレた移動量だけEPAで調整すればいいんでない?
EPAはエンドポイント調整の事なので、つまり・・
L"が26なら
R"の31を-5減らして26にしちゃえば?
と・・
確かにそれなら移動量は一緒になるね・・
あれ?問題解決!?
でもなんか違うような・・
無い知恵絞りまくってたら、1滴だけ汁が出たw
わかったーー!!
移動量を左右26で調整したら
26に到達する時間軸がズレる
(得意げな ドヤ顔)
つまり、例えば
L"が26に達するに1秒かかるとしたら、
R"が26に達するに0.8秒とかになっちゃう
という事か!?
もともとR"が31に達するに1秒かかっていたんだもの!
動作角度は左右45度で固定なので、
R"が26にする為には、45度以下の・・例えば40度かもしれない。
サーボを5度まわしてない分、時間的に速く26に達してしまうという事!
それが結果、左右の舵角スピードのバラつきの原因になるのでは!?
左コーナリングに比べて、右コーナリングが速く舵角が切れてしまう分、わずかにインに突っ込み気味になっちゃう!とか!
この考察、どうでしょう?
合ってますかねぇ!?
詳しい方がいたら、解説おなしゃす!
おぢさん、頭から煙でそうだヨ・・
対策として・・
先述した0.1mmのシムを2枚外せば、0.2mm高さを下げる事ができそうだ。
アルミ化以前から対策はしてましたが、ここも調整することで水平化出来そうです。
強化サーボセイバーの説明書通り、真ん中の穴を使用しちゃうとかなりズレると思います。
三つ穴のちょっと位置が高くなってる両サイドどちらかを使って高さ稼ぎ。
ステア切った時にシャーシと干渉するかもしれないので、片側をカットしました。
当然サーボのニュートラル出しも再設定しなきゃです。
実走テストはまたのちほど・・
取り付けも完了してだいぶ神々しくなりましたw
あとはどれほど実際の走りに影響がでるかどうか・・
体感できるレベルなものなのか・・
今度テスト走行してきた際に、またレポート上げたいと思います。
みなさんもご自分のマシンの水平具合を確認してみてはいかがでしょうか!
でもこれってTT系だけの問題なのかな?
TAやTBには発生するのかしら・・
詳しい方、コメント欄やツイッターなどで教えて頂けると助かります~!
【オープン車検でくじけない為にw】