連投していたM-08プチ改造計画の前記事はコチラです!
【前記事】
お次のネタは、オイルダンパーであります。
オイルダンパーのシリンダーを覗き込んで見ると・・
ギャーーーッス!
なんかパゲパゲになってるぅ!
ダンパーがストロークする時に、ピストン自体が内壁に当たりながら上下運動しちゃう時もあるんだなぁ…と。
特にこのHGダンパーはM06の頃から使いまわしてるので、かなりお疲れちゃんかも。
それゆえにピストンの角っこも多少削られているようないないようなw
Mシャーシ用HGダンパー自体も、ロッドやリテーナーなどはプチ改造してたけど、シリンダー自体はずっと使いまわしてたしなぁ…
ここらでシリンダーも含めてリフレッシュしましょかね♪
【プチ改造記録】
ロッドガイドをリフレッシュ!
まずはガイド周りを交換しますヨ!
って、今までガイド類を変えた事ってないのよねw
Oリングとかピストンは変えたりしたけど…
OP.1730 TRFダンパー用ロッドガイド(ハード)
普通の白いロッドガイドとは違い、ハードタイプな黒を使ってみました!
裏タグ文言。
樹脂の成分も違うのかもですねぇ。
ポリアセタールとか聞いたことないなぁ…
って、知らなければググって知識を深められるのが勉強の面白いところ♪
インターネッツは無限の百科事典ですなw
という事で、これがポリアセタール製のロッドガイドですなw
ポリアセタールによって、
耐摩耗性に優れて、かつ
自己潤滑性があるのダヨ!
ふふふ…
(ググって得た知識の受け売り)
ロッドブレを収めるにはうってつけな素材ですな!
こうやって使用用途にマッチさせる素材選択とか、部品設計者の仕事も面白そうだなぁ♪
(今さら転職は無理だけど)
小学生時代の夢はタミヤのおじさんになることでしたw
よく見たら内径の所が傾斜している構造に!
白いロッドガイドは直角だったけど、ハードタイプは構造も違うのね!?
この傾斜部分に、後述する溝つきシャフトガイドがフィットするようになるのかしら?
見にくいけど、やっぱり白ロッドは断崖絶壁な直角仕様。
どっちの形状が良いのかはさっぱりわかりませんが、何かしらの意図があって傾斜なんでしょうね。
その意図が知りたい〜♪
【黒くて硬くて傾斜付き】
シャフトガイドをリフレッシュ!
次に導入したのがコレ!
AO.5050 TRFダンパーシャフトガイド(溝付き)
Oリングと、先述のロッドガイドの間にサンドイッチされるパーツが、シャフトガイドになります。
名前が似すぎててややこしやw
構造の断面図を縦軸に文字で書くと…
- ピストン
- Oリング
- シャフトガイド(溝付き)
- ロッドガイド(傾斜付きハード)
- 下フタ
しかしこれ、アフターパーツなのでタミヤカスタマーかRCショップでしか買えないという謎仕様。
なんで通常のSP型番じゃないんだろ??
SP型番のもあるけど、白いロッドガイドと透明Oリングも付いてきちゃいます。
黒ハードなロッドガイドや、青Oリングを使いたい人には無駄になっちゃうし割高ですな…
AOは300円(別途ロッド代)
SPは400円(全部入りで完結)
100円でロッドガイドとOリング付き
(こだわりなければSPのコスパは良き)
【SP型番で全部入り】
溝付きと表記しているという事は、溝無しもあるのかしら。
そして溝の意味とは…
溝が付いている方がOリング側かもだけど、逆に溝無し部分をOリング側にしたら、膨張時の逃げ場が減ってシリコンオイルの漏れも少なくなるのかしら?
その分動きは渋くはなるかもだけど。
最初は溝なし部分をOリングにあてて、
Oリングがシリコンオイル吸って膨張してきたら、
裏返して溝部分をOリング側に充てがえば、延命や渋さや漏れ具合を微調整できる為の溝なのかしら?
溝ひとつとっても
色々想像できて面白いなぁ〜♪
ピストンもリフレッシュ
OP.573 TRFダンパー用ピストン(3穴)
せっかくなのでピストンも新しくしました!
M-08のフロントには、この3穴タイプを使います。
リアは2穴を使ってます♪
色々お勉強になる裏タグ文言。
フッ素樹脂削り出し。ふむふむ。
ずぼっ♪
前回は1.3mmに広げたけど、もうちょい動きをゆっくりにしたい狙いもあって、今回は1.2mmに変更しました♪
たった0.1mmだけど、穴の面積で考えたら数値以上の変化がありそうなイメージ。
このあたりも極端な穴サイズを2種類(キツキツ&ガバガバ)用意して、ピストンの動き感を体感比較してみたいなぁ〜
【ホジホジ日記】
www.omiso.blog
シリンダーをリフレッシュ!
TRF型番42134
Mシャーシ ハイグレードアルミダンパー用 HLシリンダー(2本)
1袋に2本入りです。
フロント・リアで4本必要ということは、2袋のお買い上げになりますw
名称のHLシリンダーのHLとは、
High-Lubrication
(高潤滑)
から取った頭文字のようですな。
内部もコーティングされてて、ピストンが当たってもツルツル滑ってくれそう♪
これでストローク時に引っかかりがないスムーズなダンパーになってくれそう!
HLコート…
よく言われるカシマコートとは別物なのかしら・・
インターネッツ百科事典で
調べるとするか…
(通称:ggrks)
【ググった結果がこちら!】
って、カシマコートって株式会社ミヤキさんが開発したモノだったの!?
てっきり(株)鹿島なんちゃらが開発したのかと思ってたわw
もしくは鹿島博士とかの個人名からかとw
なんでミヤキコートじゃないんだろう〜
目ン玉みたく見えてきたw
真上から見たシリンダー内部の美しい様子。
いろんなテクノロジーの結晶を感じちゃいますな。
新旧シリンダー比較。
左がHGシリンダーです。
大きさ感はまったく一緒。
軽量とかじゃないから変わりは無いと思うけど、一応重量比較してみよう♪
HGは2.09g
HLは1.91g
0.2gくらい差があったけど、旧型のはオイルが拭き取ったけど若干残ってたかもですかね
タミヤの旧型青Oリングと、先述したガイド2種類をピストンに通します。
新型Oリングも試したいけど、まだ旧型の手持ち在庫がががが。
グリスはタミヤのVGダンパーグリスです。
こちらもいっぱい手持ち在庫がw
やっとこさ1ケースを使い切れそうな最近です。
空っぽにするまで何年かかっただろうかw
フロント200・リア350だった今までより、50番手ずつ硬い方向にシフトしてみました。
ピストン穴も狭めにしたし、これがM-08の挙動にどう影響するか楽しみです♪
勿論ダイヤフラムも新品にして、フタを締めて完成♪
もうすっかり最初のMシャーシ用HGアルミダンパーの面影がないなw
これが最初の頃のHGダンパーw
アジャスターもクルクル動いちゃうし、ピストンはコートされてないしで、改造しがいがありましたw
使ってみた使用感
1日走り終えて感じたのは、ココから漏れてくるオイルの量が半分くらいに減りました!
下のVパーツにオイルが浸って、そこにタイヤカスがもっさり付いているのがデフォでしたが、その量がだいぶ減りましたね♪
ガイド類を新品にした効果が、オイル漏れに対してもあったような気がします。
動きの滑らかさの違いをハッキリ体感出来ることはないのですが、変な引っかかるような挙動とかはしないし、シルキーな接地感がとても気持ち良かったです♪
シリンダーも消耗品と考えて、オイル交換時には内部のスレ具合を確認する習慣をつけようと思いました!
以上、オイルダンパー交換記でした!
【カシマコート素敵♪】
【M-08のイメージ映像もw】