前記事からの続きのような流れになってきましたw
M-08の気になる所をどんどん変えていって、少しでも戦闘力アップにつなげたい♪
【前記事】
次なるプチ改造へのステップは、
ユニバーサルからダブルカルダンにしたらどうなるか?
FFなM07ではWカルダン必須なのはわかるのですが、リア駆は舵角とかないしなぁ…
ただリアでくるくると
直線的に駆動を伝えているだけかねぇ…
(ダンパー浮き沈みの上下くらいはあるけど)
と、今まで特に注目すること無く、ユニバーサル仕様のままでした。
改めてユニバとWカルダンを見比べてみる。
ユニバはジョイントカップからの回転しようとするトルクを接合部のスパイダー1軸だけのピンで受け止めてるから負荷が高いのか、以前アルミ部分が削れて僅かなガタができてた事もありました。
なんか再加速がワンテンポ遅れるなぁ…
と思ったら、案の定削れており…
デフのアルミジョイントカップのC型プロテクターが削れてガタついてる時と似たような挙動に感じました。
Wカルダンにすれば、回転を受け止める箇所が2軸になるので負荷も1/2になるのかも?
(変わらない??)
削れていって加速が遅れるというリスク回避にもなるかもしれません♪
もしくは削れる可能性が2箇所だからリスクは2倍になるのか…
カルダンのようにぐるぐる思考が回る…
なんだかわからなくなってキタ…
(こまめなメンテで解決しようw)
ベアリングチェック!
で、もうひとつ再確認事項がベアリングの厚み。
TA07とか、M07のなどのフロントで実装してたWカルダン。
その時は通常よりも薄い3mmベアリングが指定されてました。
今回はリア駆に導入なので、普通の厚みのベアリング(4mm)で行けたら嬉しいなぁ〜とw
試しに4mmベアリングのままで位置関係を確認。
これくらいの誤差だったら行けそうな気もするが・・
はたして・・
ずぼっ♪
試しに4mmベアリングを付けたままリヤアップライトに挿入。
惜しいっ!w
あと少しの所でピンが通らない…
リア駆で運用時でも、やっぱり3mmと4mmの組み合わせじゃないと駄目なんですねぇ…
最近新発売なTRFのラバーシールベアリングが気に入ってます♪
3mmタイプのラバーシールベアリングも発売してほしいなぁ!
各サイズありますが、自分的に一番使用頻度高いのは1050ですね!
両手ですくい取りしたいくらいジャラジャラいっぱい欲しいw
ユニバ仕様のときには、このベアリングを使ってました!
アップライト内側と外側で1輪につき2個必要ですな!
レースに出たり練習走行で走ったりと、そこそこのパック数では走らせてきたけどゴリゴリ言わずに意外に長持ちしている印象です!
通常の4個入りの1050ベアリングよりも明らかに耐久性があるように感じました!
メンテで取り出してコリコリチェックするたびに
まだスルスルしてる〜♪
(なぜか安心する瞬間w)
と、毎回思うほどで、どこまでスルスルのまま行けるかテスト中です♪
玉っコロの精度も良いのでしょうけど、タイヤカスなどのゴミが入りづらいのも功を奏しているのかも!?
【色んなサイズ有り♪】
で、3mmベアリングを内側に入れた結果、ピン穴がしっかり出てきました!
3mmベアリングは小さい(薄い)からなのか摩耗が速い気がするので、こまめにゴリゴリチェックしないとせっかくのダブルカルダンの性能を活かしきれないですな…
逆に1510とかのでかいベアリングは、いつまで経ってもコリコリしない感じ。
大きいほど耐久性も良いものなんですかねぇw
重量チェック!
Wカルダンを採用したいけど、見るからに重そうだなぁ…と。
回転する部品だし、ここはユニバと同程度な重量にしたいところ。
とはいえ、ユニバは軽量アルミを入れているので、同程度は無理かなぁ…と計測。
軽量ユニバ仕様で6.96g
ダブルカルダンは9.12g
その差2.2g
ここを軽くしたいんだよね!
Wカルダン用のアルミスイングシャフトがあったらなぁ!
強度的に無理なのかなぁ…
2.2gの差か…
軽量ジョイントパイプやスパイダーを入れたら
9.12g→8g
は切れそうな気がする…
そのあたりは今後煮詰めていくとして、、、
まずはWカルダン変更により効果を体感できるかどうかが先かしら!
【Wカルダンにも軽量を!】
角度チェック!
ひとまずダブルカルダンを装着!
収まりは良い感じ。
リア駆にWカルダンとは
なんたる贅沢! しかし…
効果あんのかなぁ??
装着した様子をずっと眺めつつ、手でグリグリ回しながら脳内妄想してみる…
ストレート走ってる時や、ロールしてる時の角度を再現しながら…
そこでひとつ妄想が浮かんだのだが…
例えば加速時にリヤが沈み込んでいる時に、ジョイントカップから回転する力がWカルダンに伝わっている時って、、
角度が付いてるWカルダンは、回転すればするほど真っ直ぐになろうとするチカラが発生すると思うんです。(物理法則?)
洗濯機が遠心脱水するときのあのガコガコ現象が近いイメージかしらw
洗濯物が偏ったまま洗濯槽がぶれていると、いつまで経ってもガコガコ言ってて高速回転に転じず、しまいには母ちゃんが激オコで洗濯機のフタを開けてるあの図の事ですw
令和のドラム式世代には
通じない話題かもだが…
ふぬぅ…
(昭和の弐槽式世代)
で、脱水機原理!?で、黄色の直線のようになろうとするけど、
- リバウンドストッパー
- ロアアームが高い位置(ロールセンター上げ仕様)
などで真っ直ぐになりきらないとすると、、
【写真再掲】
真っ直ぐになろうとするチカラは逃げ場を求めて、赤線のようにジョイントカップを上に持ち上げようとするチカラになってしまうのかなぁと…
それはつまりデフを支持している1510のベアリングを上に押し付ける感じになって、駆動ロスが発生しちゃうのかと。
ベアリングの締め付けで駆動が渋くなるのは、フロントの強化アップライトの時に痛い目を見たので容易に想像できますw
【まぢで回らなくなる…】
もちろん色々動いている箇所なので、常に真っ直ぐは有り得ないのですが、
2つの関節の角度が浅くなり真っ直ぐに近づくほど、ロスも減少して回転が滑らかになると思うのです。
ユニバーサルではその角度が、ダブルカルダンに比べて2倍になるように思えますがどうなのかな…
脱水機が2倍ガコガコ言い出すのか…
それは避けねば…
恐ろしい…(色んな意味で)
(激オコ母ちゃんに怯える図)
なので、この角度の浅さが加速時の回転の滑らかさに繋がるのかなぁと思いましたw
【角度計測してみた過去記事】
もうひとつ気になったのが、タミヤさんのサイトにあるダブルカルダンページに書いてある
パワーロスを抑え、サスペンションの接地感を向上させて走行安定性を高めます。
という文言。
パワーロスってのは、脱水機の事なんだなと勝手に理解しつつw
サスペンションの接地感…
(新たなキーワード)
ダブルカルダンにした事によって変わる挙動…かな?
このキーワードによって、また妄想が始まり石像のように固まり朝を迎えてしまうという…
【朝陽が眩しい】
脳内セッティング
— はせやん@おみそブログ (@HaseOmiso) July 10, 2021
マシン見つめたまま昨日から石像のように固まってる
🗿( ・ _ ・ )🗿#M08楽しすぎる pic.twitter.com/XHwjmH0i8j
コーナー終わりなどでロールからの加速時にアクセルONしていく時を想像しつつ…
【写真再掲】
マシンはバンクしているから、この図よりももっとWカルダンの角度は付いていると思われ。
その状態でアクセルONして、黄色実線になろうとするチカラからの〜、赤色チカラになった時の挙動…
デフのベアリングを押し上げようとするチカラ…
それって結果的にシャーシを浮かび上がらせようとするチカラになるのでは!?
シャーシ自体がケツからふわぁ〜っと浮いてくるようなチカラ!?
そのチカラによって
- 加速時はリヤタイヤの面圧下がりトラクション減少
- ロール時はロールから起き上がろうとする逆の動き
これらの事が商品説明に書いてあった、
サスペンションの接地感
に繋がるのかな!?
たしかに、これらの動きによってサスペンションにかかろうとするチカラが真逆方向に行ったり来たりしそうで、なんかふわふわしそうなイメージ。
ユニバーサルでも発生するこれらのチカラが、角度1/2のダブルカルダンにする事によってケツフワ具合も1/2になれば、それは接地感の向上にも繋がりそう♪
【リア駆にもおすすめ♪】
そんな妄想をしつつ、タイムを100分の1秒でも縮められる可能性がありそうなので、ダブルカルダンにすがる思いで導入決意しましたw
って、使ってないM07から
剥いで来ただけだけどw
(07はユニバ仕様にダウンチューン)
次回は・・
前記事から続いているプチ改造。
走行結果はちょっと先の記事で書きたいと思います。
他にもM-08でまだまだ気になった所があったので、そこを手直ししました!
その模様はまた次回!
【リア駆動は妄想も楽しい!】