最近どうも思いこみでミスる事が多くなってきた希ガスな、はせやん(@HaseOmiso)ですw
先入観って怖いですよねぇ
年々それが増してきているような・・
今回はその先入観が招いた失敗談なメンテ記事ですw
さてっ!
タミヤのベルト駆動マシン、TA07
自分用のと、息子用のでTA07が2台体制な我が家。
先日何気なしに息子のTA07をメンテ台に乗せて空転させてみたら…
ブルブルルル〜
なんとフロント右側のカルダンシャフトがすげぇブルってる!
どうやったらココが曲がんのさ!?
もう~また壊されてるわ~!
修理代がががががプスプスゥ…
コワレタ
(父の懐事情も壊されるw)
この息子TA07。
前回の草レースで散々ぶつけて壊しまくっていたけど、まさかココも壊されていたとは。。
【メカニック父のメンタルも壊れますた】
まぁ壊しながらも腕前を上げて行ってくれれば、父は何も言うまい…
かかったパーツ代は、出世払いとしてツケておくとするか・・
さて・・
たしか替えのカルダンシャフトがあったような…
と、ごそごそパーツボックスを漁ってみる・・
お、これこれ!
44mm軽量スイングシャフトが出てきたぞ♪
付随する他のパーツもゴロゴロ出てキタw
見た目ドラム缶な軽量ジョイントカップ♪
オサレなRC女子はコレを指輪にしてるとかしてないとか・・
軽量クロススパイダーも発見♪
軽量シリーズは色がみんなシルバーなのね。
タミヤブルーにすればかっこいいのに・・
駆動系で擦れちゃって、すぐにパゲちゃうかしら?
3種の軽量シリーズが揃ったところで、今までの重たいWカルダンから軽量verに変えちゃおう♪
もちろん軽量verにしたら
それは父親TA用じゃ!
お前にはやらん♪
(息子はお下がりの重いカルダン棒)
Wカルダン組立て開始!
まずはアクスルに軽量クロススパイダーを入れます。
このアクスル、軽いのはないのかなぁ…
ここも結構重たいよね…
塗っているグリスは勿論「例のグリス」
Wカルダンなど、金属シャフト部分にはコレ!
このシットリネットリ感が堪らない♪
スパイダーの重量のビフォーアフターも興味あったので計ってみました!
標準スパイダー 0.39g
軽量スパイダー 0.14g
なんと63%の軽量化!!
1個あたり0.25g軽いという事は、Wカルダンで4つ使うこのパーツで合計1gの軽量化になるという事ですな!
全体重量からすると0.1%以下な比率だけどw
細かすぎて感じ取れんわっ!
まぁ…買うけどな!
(自己満比率は5万%UP)
アクスルにドラム缶をつけてリングでパチン。
リングの進行方向注意にも慣れてきましたw
前進する回転方向へ、猫の前足のようににゃんにゃんするように向ければイイんですヨ♪
え・・わからない?
【イメージ図】
この前足の角度ですw
犬だけど…
ここほれワンワン的な感じで掻いて前進するイメージでハメれば間違えないかと・・
ぽん
「もし迷ったらワタシを思い出すがよい…」
(東京都・ポメラニアン2歳)
ドラム缶こと、 この軽量ジョイントカップもどれくらい重量差があるのかしらん?
通常のドラム缶
黒いドラム缶の如し、腹黒な自分のメタボ腹のようにずっしり重い1.6g
ダイエットに成功し結果にコミットしたドラム缶は、0.59g
これまたなんと63%の軽量化!!
クロススパイダーと同じ軽量化比率!!
形状同じで、使用する軽量素材も同じだから結果は同じになるんだろうけど・・
なんか面白い!
そして数値以上に手に持った感じは軽い!
特にココは回転部分だし、それが軽くなれば回転の慣性力も弱まってレスポンスは上がりそうですな!
クラッチのフライホイールが軽くなるのと同義的な?
慣性力の低下こそ正義!
もっと身近で例えれば・・
スーパーのカートに米や水をどっさり入れると、押し出しも停止もチカラが必要で、下手こくと止められずに買い物中のマダムのおケツに突撃しちゃいますよね?(美人妻限定)
でも空っぽカートだと、指先だけで加減速もスイスイ~っと♪
特にRCの場合は減速よりも加速側のレスポンスは欲しいトコロですね!
立ちあがりのモッサリ感の解消に寄与できるかもしれないパーツですな!
さぁ軽量シャフトを!
本命の軽量シャフトを初めて導入できる喜びに打ち震えながら袋をビリビリっと荒々しく開封♪
ノーマルシャフトと比較してみると、なんか太くない??
目の錯覚かしら?
100キンのへなちょこノギスで計測してみよう♪
ちゃんとしたデジタルの欲しい
ちゃんとしたデジタルの欲しい
チラァ…
(誰にアピアピしてるのか?)
【ちゃんとしたデジタルの欲しいチラァ…】
ざっくり3.8mmくらいかしら
ノギスそのまま開いた状態で、ノーマルシャフトにあてがうと・・
あきらかにスカスカ!
しっかり挟みこんで計測すると、2.8mmくらいかしら
やっぱり軽量の方が1mm程度太かったのね!
軽量になった分だけ、
強度を確保するためかしら?
(捻じ切れちゃいそうだし…)
そうだ、そうに違いない♪
とか都合の良い解釈をしてみるw
恒例の重さ比較チェック
普通のシャフトは3.53g
軽量シャフトは1.9g
てっきり63%の法則かと思いきや、46%の軽量化にとどまりました。
太さが違うし、形状も同一じゃないですしねぇ…
組立て再開
まぁ重さ比較ばかりしててもしょうがないw
組んで行こうじゃないの
軽量シャフトに軽量クロススパイダーを差し込んで~
って・・
あれ?
・・・。
向こう側が見えているのは…
錯覚かしら?
あ、穴が…
ガバガバなんですけど…
奥さん・・
(それかワシのが細いのか?)
あれぇ? 相性が サイズが合わないっ!!
これは由々しき問題だ!!
(いろいろ)
シャフトも極太だから普通のジャパニーズスパイダーのサイズじゃ 満足 適合しないのかねぇ。。
って、そういえばアメリカンなぶっといスパイダーがあったような・・
( ゚д゚)ガサゴソ…
あったあった、これこれ♪
う~ん、ぶっとい♪
この太さで満足度も63%上昇するハズw
結果、この太いスパイダーでバッチリハメられました!
お次はそれをドラム缶に中に挿入していきます。
ごん♪
って、あれ?
角度が悪いかな?
それ!
って、入らない・・
例のグリスは塗って準備万端なのにぃ!?
(※これはRCグッズです)
な、なぜだ・・
なぜ入らん・・
こうか!こうなのか!?
これでええのんか!?
今度は太すぎて…
奥まで入りませんヨ…
奥さん・・
(これがホントの先っぽだけ案件)
なんでやねん!!
さっきからこの相性の悪い感じはなにっ!?
一気にシラけるムードに焦りを感じつつも・・
おかしい…
さっきから…なんかおかしい…
なんか嫌な予感…
タミヤWEBで恐る恐る確認してみると・・
(参照元:タミヤオプションパーツカタログより)
まさにこのシャフトなんだが・・
長年生きているとですね…
左上の※が嫌な予感確定のマークって事を知っているわけですよ・・
ほらぁ!やっぱりぃぃ!
どうりで組めない訳だ!!
※にトラップがぁぁ!
(コメジルシ恐怖症)
これってリヤ用やんけぇぇ!
フロントのシャフトが軽量だったらいいな〜
という希望的思い込みが誘発した先入観の恐ろしさたるや。。
太さが違うシャフトの段階で気付くべきだったのに、都合の良い解釈をして先入観を確固たるものに仕立てあげてしまうという融通の利かないオッサン的な思考にがっかりな自分w
【戒めリフレイン】
軽量になった分だけ、
強度を確保するためかしら?
(捻じ切れちゃいそうだし…)
そうだ、そうに違いない♪
とか都合の良い解釈をしてみるw
自分の思考を正当化しようとしてしまう反省すべき事案ですねぇ…
あぁ…先入観って怖い…
今夜はイケる!と謎の先入観で
ヨメの寝室に潜入して…
殴られ蹴られ大声出される
の3HITフルCOMBOだドン♪
(毎度負け戦な潜入感)
じゃぁどうすんのさ?
そうね・・
どうすれば夜な夜な勝ち戦になるのかね・・
あ・・
そっちじゃなくて、カルダンの話しでつか!
すいません、取り乱しました!
どうもこうもノーマルシャフトに刺すしかないでしょっ!
(なぜかキレ気味)
はいはい、普通にしっぽり入りましたよ!チクショー!
(投げやりなジェラシー)
軽量化ver完成♪
つまるところフロントWカルダンを軽量化するには・・
- 軽量クロススパイダー
- 軽量ジョイントカップ
の組合せで構成するしかないって事ですな!
軽量アクスルや、軽量カルダンシャフトも欲しいなぁ~
【軽量クロススパイダー】
【軽量ジョイントカップ】
完成した全体でどれくらい軽量になったかしら??
ノーマルWカルダンは9.53g
軽量Wカルダンは8.07g
グリスの塗り具合とかもあるけど、ざっくり1.5gほどの軽量化になりました!
フロントで左右2本なので、合わせて3gの軽量化ですね!
1500gなツーリングカーだと、0.2%の軽量化に寄与できたわけですな!
早速フロントに装着♪
チラ見なシルバーな感じがカッコイイですね~
これぞ軽量化以上の効果を生み出す自己満ステータスw
愛着湧いて思い入れが強くなれば、マシンも速くなるってもんです♪
たぶんw
以上!
Wカルダンの迷走軽量化レポートでした!w
【まずはWカルダンのセットをば!】
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