F1スポンジタイヤのグリップ感にドハマリ中な最近であります。
今までスポンジタイヤなカテゴリーをやってこなかったので、
この絶対的なリヤグリップの安心感はタマランですね♪
もちろん無茶し過ぎたら破綻するけど、ゴムタイヤに比べたらなんのそのw
ゴムタイヤはグリップ感は劣るけど、
持っているグリップ力を無駄なく引き出せるような操縦の仕方が楽しいですね!
これぞリア駆の醍醐味♪
(たまりませんなぁ~♪)
自分がKARPでF1カテゴリーと一緒に走る機会が多いのは、ゴムタイヤの12GT-Rです。
シャーシはトゥエルブだけど、履いてるタイヤはゴムというカテゴリー。
【12GT-R 初参戦記】
KARPでも参加人数が一番多いくらいな人気のカテゴリーです。
とにかく扱いやすくフラットな感じで操縦できて、運転が楽しいマシンです。
ただ、スポンジタイヤに比べると…
リヤグリップ感は薄い。
(分かってはいる事だけれどもw)
KARPの時で12GT-Rが安心して走れる頃合いは、
朝イチにカーペット敷いて特設コースを作り→
グリップ剤カテゴリーがバンバン走り路面を上げ→
15時くらいになったらイイ感じに操縦できるようになる。
という感じがします。
って、自分のマシンだけかも!?
それまではちょっとスリッピー。
ゲロ巻きするほどではないけれど。
ちゅるちゅるんな時に無理して走らせてマシン壊してもしょうがない。
あえて14時位までは12GT-Rを走行させないという作戦もアリかと思います♪
そんな感じで、いつもグリップ感を欲しているカテゴリーなのですが、
ある時、ふと疑問が湧いてきました。
12GT-Rにスポンジタイヤ履かせたら…
どうなるんだろう…
やってみましょそうしましょ♪
はい、つくパーでテストしてみますヨ!
ボディ上に乗っかってるのが、MOTさんからお借りしたスポンジタイヤです。
まずはコレを履いてみましょう。
リヤタイヤもゴムからスポンジへ・・
いつもの灰色ホイールにスポンジが付いている事自体がなんだか不思議。
それくらい自分はスポンジカテゴリーを知らない訳でありますw
前後輪ともスポンジ装着完了♪
フロント、リアともタイヤ径が小さくなってしまったので、要車高調整。
フロントのロアアーム下の0.5mmスペーサーを外します。
0.5mm車高が上がるので、タイヤ径が1mm減まで対応できたはず。
サイドから脱着できるようフック式になってるから、ビスを全部外さなくても大丈夫で便利♪
トゥエルブマシンのこれくらいの調整が、ようやく自分でもできるようになってきました!
まだまだ覚えることはいっぱいだけれどもw
リアの車軸も下げて、前後とも3mm以上の車高を確保。
以前スプーキーさんから頂いた°M💖Nightアクリル定規の厚さがちょうど3mmなので、車高確認にめちゃ便利♪
【トゥエルブマシンで大活躍な定規w】
先日のタミチャレの時にサプライズで来てくださったスプーキーさんから°M💖Night定規を頂きました!
— はせやん@おみそブログ (@HaseOmiso) March 26, 2020
めちゃカッコいい!
(゚∀゚)
早速色々使わせて頂いておりますヨ!
スプーキーさん、ありがとうございました! pic.twitter.com/mKlc0UMQDS
M車の場合は魁さんの5mmアクリルを使って確認してます♪
スポンジタイヤにグリップ剤を塗って、もろもろ準備完了!
夢にまでみた12GT-Rのバリグイマシンw
どんな走りができるかな!?
いざ走行!
12GT-Rからタイヤをスポンジに変えただけで、他はそのままです。
ドキドキしながら走行開始!
MOTさんも同じように12GT-Rにスポンジ履かせて、2台でランデブーしてみました♪
その模様をバギーコースで翌日のGFCCに備えて練習中だったのれさんが撮影して下さってました!
お忙しい所ありがとうございました!
【12GT-Rスポンジ動画】
食う!
圧倒的に食う!
曲がる!
意のままに曲がる!
これぞ求めていた絶対的グリップ感!
だけど・・
何かが物足りない・・
うんとね・・
ずっと握りっぱで行けちゃうのよね…
つくパーは特に広いしね・・
(操縦が難しくないと嬉しくないドM体質)
全開でもぐいぐい曲がり、リアも破綻せず吸い付くようにグリップする。
つまりはアクセルワークの必要なしw
マシン速度もそこまで速くないので、グリップ勝ちしちゃってるのね…
これは予想外な結果でしたw
12GT-Rの次のステップアップカテゴリーとして想定されているのが、スポンジタイヤを履かせた12GT-F
まさに今走ったマシンのような構成だけど、もしコレをするならギヤ比なり何かで速度を12GT-Rより上げないと、全員握りっぱレースになりそう!?w
でもあまり速度を上げてしまえば、それはプロストッククラスと変わり映えもしなくなってくるし。。
どんな構成で12GT-Fが今後始まるか楽しみになってきました!
そして逆に分かった事が、12GT-Rのゴムタイヤの絶妙なグリップ力!
- 車速を上げすぎればグリップ不足。
- 車速を下げすぎればグリップ勝ち。
そして、そこに絡むはタイヤの耐摩耗性。
- 摩耗させてもグリップ力を取るか。
- 摩耗させずに調整の手間を減らすか。
12GT-Rの思想の中に、トゥエルブを初めてする新規ユーザーの想定がされてると思うんです。
自分もですが、最初からスポンジタイヤを削るとか高度な事はいきなり分からない。
だからタイヤを削る必要もなく、摩耗が少なければ径管理も楽になるゴムタイヤが選ばれたと思うんです。
そこそこの摩耗性で、そこそこのグリップ力。
そのバランスの落とし込めて破綻せず楽しめる適正な速度。
それらの最大公約数的なスィートスポットを探った結果が、今の12GT-Rの速度域とグリップ感なのかと!
ほとんど摩耗しないし、
バリ食いしすぎないから
操縦の楽しみはあるし!
(つまりはサイコー!)
12GT-R策定当初の矢野さんの想いのなかに、
「スポンジタイヤとは全く違うグリップ感のため、スポンジの「それ」を求めないように注意してね」
というお触れがあったと思うのですが、今になってその意味が良くわかりましたw
適度なグリップ感によるアクセルワークの必要性。
ゴムタイヤが一番楽しめる速度域が設定されてたわけですね!
12GT-Fに期待!
今後策定されるであろう12GT-F
つくパーでは広すぎて握りっぱになってしまったけど、KARPではまた変わってきそうですね!
静岡は裾野市にあるロックウェーブさんではどうだろう?
と、これまた12GT-Rマシンにスポンジタイヤを履かせて走らせてきました!
この時のスポンジタイヤは・・
フロントはMOROTECHの「焼肉定食」32°
リヤはMOROTECHの「自由自在」35°
RW店長のおススメ貼完タイヤを削らずにそのまま履かせてみました。
コースもテクニカルですし、さすがに握りっぱなしはないかな?
と思いつつコースイン!
【Twitter動画でご紹介】
【12GT-Rスポンジタイヤ装着走行動画】
— はせやん@おみそブログ (@HaseOmiso) April 30, 2023
バリグイでご機嫌な動きで超楽しい!
ストレートちょうど吹き上がる感じで、12GT-Rレギュのギヤ比のまんまで、RWコースにドンピシャのスピード感!
12GT-RユーザーはぜひRWサーキットで走行をば♪
(゚∀゚)#ロックウェーブ #RW #KARP #12GTR pic.twitter.com/WHj45JuLhr
めちゃ楽しい!
握りっぱな事は皆無で、アクセルワークが必要なのがまた楽しい!
バキバキ動いてくれるので、いつもの12GT-Rマシンじゃないみたいな錯覚に陥りますw
こんな動きをするシャーシだったのね!
トゥエルブおもしれぇぇぇ!
(脳汁全開っ!!)
白ホイールもまた新鮮でカッコいい♪
いやぁ~トゥエルブ最高だなぁ~!
とPITで悦に浸ってたら、トゥエルブ先輩達からスポンジタイヤの走らせ方のアドバイスを頂けました!
そのアドバイスをもとに、走らせ方を変えてみた動画がこちら。
【ぎゅっ!ぎゅっ!】
確かにキビキビ動いていい感じ!
だが、慣れてない分ミスも多い・・
これは。。。
スポンジタイヤドライブも奥が深い…
今までと違う操縦スタイルにせねば…
(また振り出しに戻った感が…)
つくパーとは全く違った感触に、ほんとコースによって楽しくなるギヤ比や速度域ってのがあるんだなぁと痛感しました!
12GT-Rマシンにスポンジタイヤを履かせた12GT-F(仮)
いろんなコースを走りたくなってきましたよ!
もし12GT-Rをお持ちなら、皆さんのホームコースなどでもぜひ試してみてください♪
新たな脳汁ワールドが展開されるかもしれませんw
以上、ゴムタイヤからスポンジに履き替えてみたレポートでした!