おみそブログ

未知なる 「そこがミソ」 を発見しよう!

RCセッティングに必須の各種角度が1発で見えるG-FORCE計測ツールのご紹介! トー・キャンバー・キャスター・舵角に対応!

ブランコに乗ると途端に吐き気が襲ってくる、はせやん(@HaseOmiso)ですw

 

子供と一緒に公園で遊ぶときにブランコに乗ったりするのですが、2、3往復しただけで、、

 

 

うっ、、

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(いきなり二日酔い)

 

よくこんなのずっと乗ってたな…と。

うっぷ…

大人になってから三半規管が弱くなったかしら?

 
もう遊園地のコーヒーカップや、メリーゴーランドなんて地獄の沙汰ですよ…

 
そんなおっさんがブランコ買って夜な夜なぶ~らぶらして遊んでるって…どゆこと?w

 

Gフォース アルミセットアップシステム

 

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これがそのブランコですw

バッテリーから各種ツールまで、いろんなRCアイテムを販売しているG-FORCEさんから発売しているアルミセットアップシステムを導入しました!

 
自分はG-FORCEというブランドが大好きで、ブラシレスモーターや、リフェバッテリーでもお世話になっておりますw

 
なのでこのツールも安心して購入する事が出来ました!

 

 

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このような薄っぺらいソフトケースに格納されております。

A4のコピー用紙くらいの大きさですな。

 

 

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ファスナー開けて上半分側

青ver黒verがありますが、自分はにしてみました♪

 

 

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下半分側

右側のポッケにネジ類が入ってました。

 

 

 

 

 

購入のキッカケ

 

今までも気にはなっていた計測システム

でもキャンバーはタイヤつけた状態で3度まで測れるゲージで測定してるしなぁ~

 

トー角や舵角は大体見た目な雰囲気だけど…

 


という大雑把な感じで合わせてました

とはいえ、そんなに大幅にズレてる訳じゃないし、高い計測システム買うほどでもないでしょう~

 


と思っていた矢先、RC仲間の「あすはる」さんが

 

「コレ買ったんですよ♪

 ちょっとみんなで計測してみません?」

 

とレジャランサーキットに持って来てくれたのがキッカケでした!

 


おぉ、乗りたかったブランコだw

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せっかくの機会ですw

ぜひ!


とブランコに乗らせてもらうことにw

 

タイヤを外した状態で、ブランコに乗せてトー角やら色々合わせていきます。

プロポのトリムもゼロにして、マシン側でしっかりセンターになるように調整もできるのが気分いいな~!

これはじっくり時間かけて調整したいですな!

 

お仲間のおぢさん達も、どれどれ?と・・

ブランコ乗車に大人が列をなして待っているのでチャチャっと良き所でw

 

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キャンバーは合わせてたつもりだったのに、左右でズレてたり、そもそも意図してない度数になってたりで・・

 

やっぱりタイヤを付けた状態だと、ホイールとの接着具合とかもあるし、タイヤ自体前後左右変えたりするから安定しないのかなぁ?と。

 

ホイール外して、アクスルを基準として調整してやれば再現性は高いのかと!?

 

調整後、走行してみると・・

 

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度数合わせて、プロポ側もトリムゼロな感じで、気分的にはスッキリな感じ♪

しかし走りがそこまで変わるとは思えんがな・・

 

と疑心暗鬼でコースインしてみると・・

 

 

なんや!

このマシンがしっとりした感じは!!

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(信じられない・・)

 

なんかマシンがすごい安定して走る!

なんて表現すれば良いのか・・

 

  • 風呂上がりでスッキリしたような
  • ゆで卵のつるん♪とした滑らかさ
  • シルキーなしっとりさ

 

とてもRCの挙動の説明になってないけどww

でも、この感じを横で一緒に走っているあすはるさんに伝えると、

「そうそう、まさにシルキー!」

と伝わるので、たぶんこれはやってみないと判らない感覚なのかとw

 

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あすはるさんも、レジャランで他の方が使ってたこのブランコで調整してもらったそうで。

その結果、すごくシルキーな感覚をその方に伝えたら、

「それが体感できるなら、このツールを買う価値はある」

と言われたそうで、購入したとの事でした。

 

 

これはねぇ。。

体験試乗販売会をした方が良いレベル

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(G様、商売のチャンスですぞw)

 

 

これはもはやラジコンの整体ですな!

ガタガタな値による抵抗のムラだったのが、矯正してスムーズに無理なくタイヤが転がってる感じ!

 

 

ストレートスピードも

若干上がった感じがする!

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(プラシーボご遠慮下さい)

 

 

で、光の速さでぽちったのは言うまでもあるまいw

体感しちゃうと買わずにはいられんよ、これは。

 

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他にもG-FORCEのブラシレスモーターとか、G様へのお布施の数々。 

 

【ブランコ整体いかがですか?】

 

 

 

 

 

どんな調整ができるの?

 

このツールによって調整可能なのは以下の4点です!

  • トー角
  • キャンバー角
  • キャスター角
  • 舵角

これらが、1度単位で測れるようになります!

 

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基本となるブランコパーツ

この2つを1個のネジで止めるだけな簡単組み立てです!

 

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こんな感じで組みあがります。

目盛が書いてあるのが2面あります。

手前側の目盛はキャンバー角です。

 

 

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こちらの面側は、キャスター角ですね。

 

 

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ボールベアリングで地面と支持しています。

なのでセッティングボードなどの平らでツルツルした面の方が良いと思います。

 

 

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 パーツ同士もベアリングで支持しています。

六角ネジで取り外し出来そうなので、ベアリングがダメになったときも交換は簡単そうですね。

ベアリングの大きさは630サイズかしら・・たぶん。

 

 

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4つ作成します。

左右があるので、2枚は度数表記面が裏返しになりますね

なにも考えず普通に組むだけで大丈夫です♪

 

 

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計測する場所が傾いていちゃ基準がズレちゃうので、スマホアプリで確認♪

 

 

 最初一生懸命合わせてた机が1度傾いていたのはナイショ♪

 

 

 

 

 

キャンバー角を計測してみる

 

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4枚付けるとこんな状態

シャーシは宙に浮いております。

まさにブランコw

バッテリーも乗せた状態で計測しましょう!

 

 

空気読みましたよ、G様…

f:id:omisoblog:20200610000611p:plainんふ♪

G-FORCE製バッテリー)

 

 

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リヤ側から

乗せた後にサスペンションを軽くペコペコ押します。

馴染ませて度数の値を出すといいかも。

 

 

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リア左キャンバー角度4.2度?

3度に合わせてたんだけどなぁ・・

 

あ!そうか!

リヤスキッド付ける前に計測してたからかな!?

 

【過去記事】

www.omiso.blog

 

やはり定期的なブランコ計測は大事ですなぁ・・

 

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リヤ右側は4.6度位ありそうw

鬼キャンですか?w

これらをターンバックルで調整して、すぐに値を見られるので便利ですね!

レジャランではM07はリアキャンバー3度にしたい気分です♪

 

 

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フロント左

-0.1度?

0度狙いだったけど、ポジキャンになってまんがな・・

 

 

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フロント右

こちらはネガ0.4度くらいか・・

ガタガタやのう・・

 

 

男なら直立不動の0度じゃ!

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(ピシッと起立!)

 

 

 

 

 

キャスター角を計測してみる

 

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上下キングピンを結ぶ角度を計測すれば、キャスター角が計測できます。

アッパーアームが六角ピロボールで待ってますから、ここに六角ドライバーをブっ刺してみる♪

 

 

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ちょうど6度くらいかのぉ・・

 

 

おお!

スキッド角と一致した!

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(角度マニア)

 

6度のスキッド角が付くアルミパーツを入れていたんです。

ここで計測できる角度は、キャスター角とスキッド角の合算値ですね!

M07のCハブは0度なので、キャスター角の値がここに出るわけですね!

 

【過去記事】

www.omiso.blog

  

トー角を計測してみる

 

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トー角を図るには透明の分度器プレートを使いましょ

 

 

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隙間も空いているので、ボディポストと干渉しない位置を探りつつ・・

 

 

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上の六角で止めているベアリング部分が、ミゾの端っこに当たるように置いてみると・・

 

 

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0.8度くらいトーインかしら・・

 

 

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今度は右側も同様にミゾの端っこに置いて・・

 

 

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0.2度位トーアウト?

 

プロポ側はトリム調整ゼロにしています。

この状態で両方とも同じ度数に設定すればいいですね!

やっぱトーアウト1度かねぇ・・

 

 

 

 

 

舵角を計測してみる

 

左右の舵角差も計測できます!

これが一番計測したかったかも!

 

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まずは左にステアを切った角度を測定

外側のタイヤになる右側の角度を見てみると・・

 

 

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ちょうど20度ですな

 

 

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次に右にステアを切った角度を測定

これもちょうど20度になればいいけど・・?

 

 

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ごんっ♪

 

 

ボディポスト・・

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(いやな予感・・)

 

 

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やっぱり外さなきゃいけなかったか・・

M07はポスト外すのにサスペンションも外さないとな、究極メンドクサイ仕様・・

車種によっては大丈夫かも。

 

 

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外しましたよ、えぇ・・

 

 

フタはビス2点で十分

気合で保持したまえ

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(締める気力ゼロ)

 

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改めまして・・

ミゾの端っこまで行った状態で計測

 

 

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むぅ・・23度とな

 

右にハンドル切った方が3度も余計に切れちゃう。

または同じ角度に切っても、左に比べて速く切れちゃう。

これではコーナリングの左右によって、マシンの挙動と自分の感覚がズレちゃう事になりますな!

 

 

舵角調整はエンドポイントで指定した方がよいかな?

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ステアワイパーをターンバックルで調整しちゃうと、トー角も狂ってきちゃうしね!

 

今までエンドポイントはサーボが、ぎぎぎ…と軋まないところで止めて置いてたけど、舵角計測できるのなら・・

 

軋まない範囲内で、

 左右同じに出来る!

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 (シンメトリカル素敵♪)

 

 

これで右回り、左回りコーナリングも似たような感覚で操縦できるかも!

これがシルキーさに直結するのかねぇw

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あぁ、、G様。。

シルキーさを求めて、ちまちま調整に励みますw

 

基準値の調整大事ですなぁ… 

 

いかがでしたでしょうか?

オイルダンパーの固さやら立て方などのセッティングも重要ですが、マシンの骨格ともなる各種角度を整体してあげるのも大変重要なんだなぁ、と思い知らされた一品でありました。

 

みなさんにもぜひともシルキーを体感して欲しいですw

【シルキー中毒への扉はこちら♪】